“１箱からトレーラー単位まで ”。

お客様の注文に合わせた価格・数量で市場や農協などから青果物を仕入れ、販売しやすい形にパッキングして、決められた時間内に青果物を納める。それが「北果」が担う役割です。その特徴は、道内のスーパーや地方の市場だけではなく、本州の食品加工メーカーにも青果物を卸していること。一つの仲卸が、量販店と加工メーカーの双方に卸している会社は、ほとんどありません。

常に広くマーケットを見つめ、今を生きる人々のニーズを見きわめ、そして青果物の品質を厳しく見きわめて、市場やお客様に対する安定供給を担う。北果は、これまでに培ってきた目利きの力で、日本の食糧供給を下支えしています。

常に生産現場に向き合い、契約農家の皆様と共に農作物を育み、収穫、貯蔵し、販売までを請け負う。それが「ASIR」が担う役割です。その特徴は、最新鋭の大型トラクターなどの機械を導入し、作業スタッフも多数動員することで、収穫や選別など従来手間のかかっていた作業の効率化を実現すること。そして、収穫した農作物を大量に買い上げ、貯蔵から出荷までデータ管理を徹底することで、確かなトレーサビリティを可能にしていることです。

現在、生産者の減少により、食品加工メーカー各社は原料不足という大きな課題を抱えています。特にじゃがいもの供給は不足しており、作付面積の拡大は喫緊の課題となっています。ASIRは生産作業の支援にとどまらず、生産者の皆様への栽培技術指導なども行い、現場の力となり、農作物の増産を実現することで、市場への安定供給を実現しています。